ダッチオーブン料理に欠かせないバルクソーセージ

　アメリカンなダッチオーブンレシピ（主に英文）を読むとよくソーセージが出てきます。まさかシャウエッセンのようなソーセージを想像していませんか？



　「ソーセージを炒めた後に出た油を・・・・」、「ちぎったソーセージを・・・」、等と書かれていたら、それはきっとバルクソーセージのこと。ひき肉に塩を混ぜた包まれていないソーセージです。日本でいうとマクドナルドの朝食に出てくるソーセージマフィンのソーセージがバルクソーセージと言えると思います。



　作り方は簡単。豚のひき肉に塩と香辛料を混ぜてこねるだけ。今回は豚挽き肉200g、塩3g、水大匙1、コショウ少々で作りました。セージを入れないとソーセージにならないので、セージがあれば入れてください。今回はストックがなかった。もちろん香辛料はお好みのものを使って独自の味を出すのが楽しいと思います。唐辛子類を入れてもよいし、お手軽だから辛いのや甘みのあるものまで色々な味付ができると思います。ひき肉は脂身多めが良いです。画像のような普通のひき肉だと、レシピ通りの油が出ません。

　

　今回はマーナの「つぶせるすくえるスプーンマッシャー」を使ってかき混ぜました。手を使わないことは衛生的にも肉の油を溶かさないためにも重要です。ハンバーグを作るための専用のミートこねらーなんて商品もあります。いずれにしてもキャンプ場ではしたくない作業ですので家で捏ねたものを持っていくのがおすすめです。



　完成です。後はキャンプ場にもっていって、適当にちぎって使うだけ。



　今回は薄くつぶしてスキレットで焼いてみました。もちろん、小さくちぎって軽くまとめて塩豚のように使えばよいです。有名なMountainman Breakfastというレシピもバルクソーセージを使っています。



　今朝の朝食で頂きました。少し塩辛い食べ物ですが、保存のためでもあるのであきらめてください。娘はとても気に入ったようです。1分で作れるポテトサラダは後日UP予定です。



　パンはル・クルーゼで焼いたちぎりパンです。


　ダッチオーブンもスキレットも使ったことがないのなら、ロッジの6.5インチスキレットがおすすめ。小さいので扱いが楽なので、もし失敗してもリカバリーが楽。安いスキレットが色々と売られていますが、本物が安く売っているのに、偽物を安く買う必要はないと思います。