ロッジ ベビーダッチのシーズニング
2018/5/28
先日アップしたロッジの5インチキャンプダッチオーブン(通称ベビーダッチ)のシーズニングをしました。

お隣の6インチキャンプダッチと比べるとまだまだですが、一応シーズニングが終わりました。これから2週間ほど掛けて料理を作りながら育てて、キャンプに持っていけるようにする予定です。
今回はアメリカでよく使われているアマニ油を使ってみました。アマニ油はペーパータオルにしみこませたままにしておくと自然発火する事がある危険な油なので、取り扱いには充分注意してください。アマニ油は乾性油で、塗料としても使う事ができ、私もオリーブウッド製のまな板やカトラリーの手入れのために所有しています。油絵ではとてもポピュラーな油で、リンシードオイルといえば聞いた事がある人もいると思います。私も学生時代に使った記憶があります。絵の具油の中でも特に強度が高い油のようです。水と一緒に煮たり、太陽に当ててて固まりやすく加工した絵画用のリンシードオイルもあるようです。ダッチオーブンのお手入れオイルに応用が利くかもしれません。シーズニングオイルとしては、温度が低くても普通の油より早く黒くなるようです。シーズニングに使うのは、今回が初めてなのでドキドキです。

シーズニング前に6インチキャンプダッチオーブンと一緒に記念撮影。すごく銀色でした。シーズニングをする前に容積を実測しましたが、カタログ値の「2-1/2-cup」(約600ml)に近い593mlでした。6インチの実測値のほぼ1/2です。6インチと12インチは大きすぎです。

本体と蓋にこんな感じの出っ張りがありました。削るかどうか迷ったのですが、ペーパータオルをぼろぼろにする感じではなかったので、金属たわしでよくこすっただけで、そのままシーズニングしました。

少し錆があるので、お湯と金属たわしとクレンザーで錆とワックスをよくこすり落としてから、水でよく洗いコンロで焼きます。

この手のワックスが塗られた鉄製品を焼くと、5分程度で真っ黒になります。ワックスが燃えて変色しているのだと思います。このとき午前11:30ごろです。この日は、いけのことひなちゃんが観察学習イベントに行っているので、送り迎えなどがあり、時間が掛かるシーズニングですが、時間を有効に使えました。

さらに10分程度焼くと銀色になりワックスが焼ききれました。上の画像と露出、ホワイトバランスが同じですので、色の違いが分かると思います。このときの温度は462度でした。

アマニオイルを塗るとこんな感じで既に黒くなっているように見えます。油の塗り残しがある場所があるので色の違いが分かります。もちろん露出は同じです。その後、180度45分オーブンで焼いてみました。あまり変わりませんでしたので、温度を上げてみることにしました。

再度油を塗って200度60分で2回焼きました。もう18:00です。あまり黒くなっていないので、コンロで300度くらいまで焼いてから、220度で60分オーブンで焼いてこの日は終了。焼く回数も重要ですが、落ち着かせるための時間も重要だと思います。

アマニ油の感想ですが、オーブンで焼いているときの臭いは他の植物油よりマシです。でも、ひまわり油には負けます。今までメンテ油として油を塗ってオーブンで焼いた臭いを臭くない順に並べると、「ひまわり油>アマニ油>米油>>>>大豆油>>菜種油>>>>>>>パーム油を使ったショートニング」という感じです。最近オリーブオイルを使っていませんので記憶があいまいで入れていませんが、オリーブオイルはきっと大豆油の近辺だと思います。
問題は発火の可能性です。やはり気を使います。濡らしてゴミ袋の中に水と一緒に入れて密閉して捨てていますが、面倒だし気を使います。当然手につきますので、手を拭いたタオルまで気になってしまいます。シーズニング以外では使う気になれないです。普段のお手入れは安価なひまわりオイルがお勧めです。「オレイン酸が」と書かれている高級なひまわりオイルはお手入れ用には向いていないのでご注意ください。
そんな訳で今後、料理後のお手入れにはひまわりオイルを使う予定です。

お隣の6インチキャンプダッチと比べるとまだまだですが、一応シーズニングが終わりました。これから2週間ほど掛けて料理を作りながら育てて、キャンプに持っていけるようにする予定です。
今回はアメリカでよく使われているアマニ油を使ってみました。アマニ油はペーパータオルにしみこませたままにしておくと自然発火する事がある危険な油なので、取り扱いには充分注意してください。アマニ油は乾性油で、塗料としても使う事ができ、私もオリーブウッド製のまな板やカトラリーの手入れのために所有しています。油絵ではとてもポピュラーな油で、リンシードオイルといえば聞いた事がある人もいると思います。私も学生時代に使った記憶があります。絵の具油の中でも特に強度が高い油のようです。水と一緒に煮たり、太陽に当ててて固まりやすく加工した絵画用のリンシードオイルもあるようです。ダッチオーブンのお手入れオイルに応用が利くかもしれません。シーズニングオイルとしては、温度が低くても普通の油より早く黒くなるようです。シーズニングに使うのは、今回が初めてなのでドキドキです。

シーズニング前に6インチキャンプダッチオーブンと一緒に記念撮影。すごく銀色でした。シーズニングをする前に容積を実測しましたが、カタログ値の「2-1/2-cup」(約600ml)に近い593mlでした。6インチの実測値のほぼ1/2です。6インチと12インチは大きすぎです。

本体と蓋にこんな感じの出っ張りがありました。削るかどうか迷ったのですが、ペーパータオルをぼろぼろにする感じではなかったので、金属たわしでよくこすっただけで、そのままシーズニングしました。

少し錆があるので、お湯と金属たわしとクレンザーで錆とワックスをよくこすり落としてから、水でよく洗いコンロで焼きます。

この手のワックスが塗られた鉄製品を焼くと、5分程度で真っ黒になります。ワックスが燃えて変色しているのだと思います。このとき午前11:30ごろです。この日は、いけのことひなちゃんが観察学習イベントに行っているので、送り迎えなどがあり、時間が掛かるシーズニングですが、時間を有効に使えました。

さらに10分程度焼くと銀色になりワックスが焼ききれました。上の画像と露出、ホワイトバランスが同じですので、色の違いが分かると思います。このときの温度は462度でした。

アマニオイルを塗るとこんな感じで既に黒くなっているように見えます。油の塗り残しがある場所があるので色の違いが分かります。もちろん露出は同じです。その後、180度45分オーブンで焼いてみました。あまり変わりませんでしたので、温度を上げてみることにしました。

再度油を塗って200度60分で2回焼きました。もう18:00です。あまり黒くなっていないので、コンロで300度くらいまで焼いてから、220度で60分オーブンで焼いてこの日は終了。焼く回数も重要ですが、落ち着かせるための時間も重要だと思います。

アマニ油の感想ですが、オーブンで焼いているときの臭いは他の植物油よりマシです。でも、ひまわり油には負けます。今までメンテ油として油を塗ってオーブンで焼いた臭いを臭くない順に並べると、「ひまわり油>アマニ油>米油>>>>大豆油>>菜種油>>>>>>>パーム油を使ったショートニング」という感じです。最近オリーブオイルを使っていませんので記憶があいまいで入れていませんが、オリーブオイルはきっと大豆油の近辺だと思います。
問題は発火の可能性です。やはり気を使います。濡らしてゴミ袋の中に水と一緒に入れて密閉して捨てていますが、面倒だし気を使います。当然手につきますので、手を拭いたタオルまで気になってしまいます。シーズニング以外では使う気になれないです。普段のお手入れは安価なひまわりオイルがお勧めです。「オレイン酸が」と書かれている高級なひまわりオイルはお手入れ用には向いていないのでご注意ください。
そんな訳で今後、料理後のお手入れにはひまわりオイルを使う予定です。