ロッジ10インチキャンプダッチオーブン 基本のちぎりパン レシピ
2018/1/24
現在、各種ダッチオーブンやスキレット別の製パン量の一覧を作っています。その基本になるロッジの10インチキャンプダッチオーブンでのレシピを考えてみました。
今までに何度かちぎりパンを焼いていますが、小麦粉300gだとちょっと多すぎて蓋に近いところまで膨らんでしまい、蓋に当たって焦げる事がありました。量を減らして250gで焼くとちょっとボリュームが少なく感じます。そんな訳で小麦粉270gのレシピを作ってみました。レシピの配合自体は今まで焼いているレシピと同じですが、端数が出るので四捨五入しています。
ロッジ10インチキャンプダッチオーブン 基本のちぎりパン レシピ
・強力粉 270g(コストコのものたんぱく質 11.8%)
・イースト 3g(カメリアのホームベーカリー用の小分けされえたもの)
・塩 5g
・砂糖 22g
・スキムミルク 22g
・バター 22g
・水 180g
今までに何度かちぎりパンを焼いていますが、小麦粉300gだとちょっと多すぎて蓋に近いところまで膨らんでしまい、蓋に当たって焦げる事がありました。量を減らして250gで焼くとちょっとボリュームが少なく感じます。そんな訳で小麦粉270gのレシピを作ってみました。レシピの配合自体は今まで焼いているレシピと同じですが、端数が出るので四捨五入しています。
ロッジ10インチキャンプダッチオーブン 基本のちぎりパン レシピ
recipeCategory: Baking recipeCuisine: American keywords: Dutch oven
Total Time: 02:45 Prep: 00:15 Cook: 02:30Yield: 約1斤 Calories: 1310kcal
Total Time: 02:45 Prep: 00:15 Cook: 02:30
材料
・強力粉 270g(コストコのものたんぱく質 11.8%)
・イースト 3g(カメリアのホームベーカリー用の小分けされえたもの)
・塩 5g
・砂糖 22g
・スキムミルク 22g
・バター 22g
・水 180g
公開日:2018年1月23日 作成:べえ
手に入りやすいカメリアのイーストを使ってみた
我が家では普段はサフのアクティブドライイースト(現在在庫が多量にあります)や、評判の良い赤サフを使う事が多いのですが、今回は少し大きめのスーパーなら簡単に手に入り、計量が楽なカメリアのホームベーカリー用のイーストを使っています。このイーストは中の気体が抜かれていて、真空パックのような感じでしっかりと3gに個別包装されています。個別包装のイーストは割高ですが、キャンプ場で生地を作るときに便利です。強力粉もどこのスーパーでも簡単に手に入るカメリア(たんぱく質 11.8g)を使えばよいのですが、コストコで買った強力粉(たんぱく質 11.8g)が多量に余っていますので、今回もこちらを使いました。ちなみにカメリアのほうがずーっとおいしいです。
一次発酵とダッチオーブンの準備
今回は生地の捏ねと一次発酵前半はホームベーカリーの生地モードで行いました。我が家の古いホームベーカリーは冬場は生地モードだけではちょっと発酵が足りないので、生種モードで追加で発酵をしています。その後パンチしてからベンチタイム、分割しますので、その間にダッチオーブンに油を塗ります。
離型油に成分が近そうな油を使ってみた
いつもはダッチオーブンを予熱し、油を塗ってから小麦粉を振るのですが、今回はかなり省略しました。その代わり、食パンの型などに塗られている離型油に成分が近そうな、乳化剤入りの「日清オイリオ 炒め油 200g」を使います。この油を加熱していないダッチオーブンに塗ります。その後、ストーブの前などでダッチオーブンを40度くらいに予熱しておきます。この予熱はとても大切で、忘れると二次発酵の時間が大幅に変わります。
分割数と成型
ベンチタイムが終わった生地を成型してからダッチオーブンに入れます。分割する数や置き方は色々あります。我が家では10インチの場合、10分割して中央に2個置いたり、9分割で中央に1個置いて焼いていますが、出来上がりに大きな違いはありません。分割をしないで1個を丸ごと焼くこともできますが、その場合中央が大きく膨らむので、生地をダッチオーブンに入れた後、生地を平らに押さえてから二次発酵すると良いです。今回は10分割にしたので、記事は1個当たり約52gになります。
2次発酵
二次発酵は30-60分くらいで終わるのが良いと思いますが、条件によって大きく変わります。今回はオーブンで40度に設定して40分かけて二次発酵をしました。この画像はオーブンから出したときのものです。この状態だとまだ二次発酵は完了していない感じです。
その後、ストーブの前に置いてオーブンの予熱を開始します。オーブンの予熱に15分掛かりましたので合計55分程度の二次発酵になります。画像はオーブンに入れる直前のものです。今回は焼き上がりをみると、微妙に膨らませすぎた感じですので、ここまでになる少し前に焼いたほうが良いかもしれません。
蓋をしたまま焼き始めます
焼き方は電気オーブンの場合220度に予熱してから生地が入ったダッチオーブンを入れて、温度を下げて200度30分くらいで良いと思いますが、オーブンによって癖があるので30分くらいで良い焼き上がりになるように予熱温度や焼く温度を決めると良いです。ガスオーブンなら200度予熱で200度で焼けば良いと思いますが、30分掛けなくても焼けると思います。我が家のオーブンの場合、予熱完了のブザーがなってすぐに入れると一気に温度が下がる気がする(そもそも温度が上がっていない?)ので、予熱ブザーがなってからしばらく置いてから焼いています。この辺りもオーブンの癖がある部分だと思います。
今回はオーブンに蓋をしたまま入れて20分焼き、その後蓋を外して10分焼きました。
キャンプ場での焼き方
キャンプ場でパンを焼く - ロッジ10インチキャンプオーブン
ウェルネスパーク五色の二日目のメインイベントはパン焼きです。 この日は強風で、タープを...
キャンプ場での詳しい焼き方についてはこちらの記事に書いています。生地の分量は少し違いますが同様の焼き方で大丈夫だと思います。
完成
おいしそうなパンが焼けました。ただ、ちょっと膨らみすぎで、キャンプ場で上に炭を乗せて焼いたとしたら、焦げてしまいそうです。キャンプ場では条件が悪いのでここまで膨らまないと思いますので大丈夫かな? 乳化剤入りの炒め油の効果はかなりあると感じました。焼きあがった状態で型から外れているのが分かりました。
焼きたてをいただきましたが、カメリアイーストの香りがしましたが、悪い香りではなかったです。冷めるとイースト臭は気になりません。ふわふわのおいしいパンでした。このパンを基準にダッチオーブンのサイズごとの製パン量一覧表を作りました。下のリンクになります。
→ダッチオーブンの製パン量とレシピ一覧
10インチのキャンプダッチオーブンはアメリカではパンを焼くのに良く利用されているように感じます。12インチでおかずを作り、10インチでパンを焼く感じです。