キャンプでのクーラーの使い方を長々と考えてみた
2022/7/22
我が家のクーラーは大昔のリョービの釣り用の真空パネル入りのものです。シリーズの中では廉価なもので、真空パネルは2枚だったかな? それでも、当時の釣り仲間のクーラーと比べてダントツによく冷えた覚えがありますが、キャンプで使うようになった最近は、あまり冷えている気がしません。その理由はクーラーの劣化かもしれませんが、実は使い方にも問題があると思い、自分なりに長々と記事を書きながら整理してみました。

釣りの場合は釣った魚の保存のためにクーラーが必要なわけですが、どうしてキャンプにクーラーを持って行くのでしょう? ネットのクーラーの比較テストなどを見るとたいてい「ペットボトルが*本入る」なんて比較がされていますね。メーカーのカタログでも同様です。ジュースや冷たいビールをグビグビしたい? そんなに飲んだらお腹壊しそう。確かに、それも大切かもしれませんが、一番大事なのは衛生面だと私は思います。食品の菌の増殖を抑えるために、10度以下に冷蔵するのが一番重要なのではないでしょうか?
冷たい保冷剤が入っているからクーラーは冷えるのではありません。凍った保冷剤が入っているから冷えるのです。個体が液体になるときにエネルギーが必要なので、保冷剤が溶けることでクーラー内を冷やしているのです。ですので、保冷剤が溶けたら一気に温度上昇が始まります。

言葉だけではピンとこないかもしれないので、クーラーの中の保冷剤の温度と経過時間のイメージをグラフで表すとこんな感じです。保冷剤は周りの温度で温められ、当初の温度からリニアに温度上昇を始めますが、氷結点に達すると保冷剤が溶けてそれ以上の温度上昇を抑えます。保冷剤が溶けると、再度リニアに温度上昇を始めます。
クーラーの保冷力とは、クーラー自身の性能+凍った保冷剤の量という事になります。もちろん、保冷剤の温度も重要です。
クーラー内部の温度上昇の理由は大きく分けて三つあると思います。
クーラーの中の温度が上昇する理由の一つは当然ながら外気温。普通はクーラー内には氷など0度以下の保冷剤が置かれており、外気温との温度差が生じていて、断熱材や蓋の隙間を通じて内部の温度が上昇します。保冷剤がその分溶けて温度上昇を抑えます。そして最終的に、保冷剤が全て溶けて温度上昇を起こします。この温度上昇までの時間は基本的なクーラーの性能に左右されるわけで、当然クーラーの価格と重量に反映されるものです。高いクーラーって無茶苦茶高いし、結構重いですよね。1泊程度のキャンプならそこまで性能が良いものは必要ない気もします。その分保冷剤を増やした方が効果的なこともありますが、クーラーは車載量を圧迫するものの一つなので、慎重な選択が必要だと思います。
設置場所も同じジャンルの原因です。釣りの場合は炎天下の水辺で使用することになるので、日陰がなく不利です。釣りの母艦クーラーの場合自動車の中に放置されるので、なおさら不利な場合があります。キャンプなら日陰を見つけたり作ることは容易なはずです。
なお、良くクーラーが冷えるようにクーラーを台の上に置くようですが、これは悪手になる場合があります。案外地面は冷たいです。クーラーとはちょっと条件が違いますが、東大の農業の教授が、プランターは台の上に置くより直接地面に置いた方が温度の上昇が低い実験結果が出ていると仰っていました。
車載時、クーラーに直接日光が当たらないように上に日除けを乗せた方が良いです。
蓋の開閉により、クーラー内部に外気が流入することにより、大きくクーラー内部の温度は上昇します。できるだけ蓋を開けないことが大事ですね。この問題を減少させるために、小さな小窓が開いているクーラーが多数あります。当然ながらこの小窓部分の性能如何でクーラーの性能が大きく変わってしまうので、注意が必要です。昔、小蓋付きの冷えない投げ専クーラーに、簡単な内蓋を自作して使ってみたら、大きな効果がありました。小窓は釣りでは必要だと思いますが、キャンプには必要ない気がします。
ここが釣りとキャンプで違うところで、釣った魚以外は軽い飲み物くらいしか入れない釣りと違って、キャンプでは食材や飲み物を多くクーラーに入れて出発します。クーラー内部の温度を上げる大きな原因が、中に入れる食材などです。例えばスーパーで売っている冷たいペットボトルや缶ビールであっても氷点下ではありません。このような明らかに保冷剤より高温で重いものをクーラーの中に入れると、一気に保冷剤を溶かすことになります。我が家はキャンプに毎回牛乳を持って行きます。実はこの牛乳が我が家のクーラーの保冷剤を溶かす犯人だったんです。そんな訳で、牛乳はほどほどに冷やすソフトクーラーに入れるようにしました。5度くらいで溶ける保冷剤があると良いのですが、とても高価らしいです。
保冷剤の量はとても大切で、凍った保冷剤の量でほとんど保冷時間が決まってしまいます。保冷剤をいくら冷やしても溶ける温度になるまでと、溶けてからはリニアに温度が上がります。夏はペットボトルに水を入れて凍らせておくと、飲むこともできるので市販の保冷剤より役に立ちますので、多めに準備すると良いと思います。温度もそれなりに重要です。これから夏にかけてキャンプに行くのなら、冷蔵庫の冷凍庫の温度を強にしておくとそれなりに違います。氷点下保冷剤でなくとも普通の氷でも当然氷点下になります。その分保冷時間が伸びます。氷点下保冷剤は凍らないと普通の氷より保冷時間が短くなりますので、必ず凍らせて使ってください。
上記3つの原因を頭に入れて、適切にクーラーを使えばよいわけですが、具体的に言えば、一つのクーラーになんでも入れないことだと思います。せっかく冷やした保冷剤の温度がどんどん上がり、溶けてしまいます。衛生面のことも考えて、肉用の小型ソフトクーラー、メインクーラー、ほどほど用のソフトクーラーの三つを用意すると良いと思います。水筒の利用もぜひ考えてください。
とりあえず手持ちの一番大きなクーラーをメインクーラーとして使えばよいと思います。良く冷やすには大きな性能の良いクーラーにして、保冷剤をたっぷり入れればよいわけですが、経済的にもスペース的にも制約がありますよね。
スーパーでの買い物を見ていたら、肉も野菜もごっちゃにして袋に入れることが多いですが、それは買い物してからすぐに持って帰って冷蔵庫に入れるのが前提だからです。キャンプでクーラーに肉を入れて長時間保管する場合、肉は別にして保管するべきです。一番たちが悪い食中毒を起こすのが肉類で、生肉の表面には間違いなく菌が付着していているものと思ってください。肉は、できるだけキャンプ場の近くで購入しましょう。細菌の多くは10℃以下で増殖は遅延するので、それ以下になるように保冷する必要があります。理想は0度近くにすることです。BBQで多量の肉を持って行く場合は無理でしょうが、高性能な必要最低限のコンパクトなクーラーに肉類を別に入れ保冷剤で挟み込むように保冷するのが望ましいです。クーラーを分けることは、他の食材を肉に付着した菌から守るためにも必要なことです。直接口をつけるような飲み物を肉を一緒のクーラーに入れるなんて恐ろしすぎます。なお、肉を使った後の空っぽのクーラーにも菌は残っている可能性があるので、肉を入れた後のクーラー、保冷剤は流用しないことが重要です。そういう意味でも小型のソフトクーラーの方が便利だと思います。キャンプの後、毎回内部と保冷剤を洗って消毒してください。
とはいえ、そんなにたくさんクーラーを持って行くわけにもいきませんよね。スーパーの肉の袋に入れて密封してから、小型のソフトクーラーに入れて、メインのクーラーにソフトクーラーごと入れる作戦はぎりぎりセーフじゃないかと思います。ドライバッグを使うのも面白いかもしれません。
蛇足ですが、釣った魚はあまり冷やさない方が良いです。氷点下保冷材に直接あてたりしたら、美味しくなくなるのでご注意ください。
野菜によっては冷やさない方が良いものがあるほどなので、冷蔵庫で冷やした重量のある野菜などがある場合は保冷剤無しでソフトクーラーに入れて持って行ってもよいと思います。保冷剤は新聞などを巻いて無駄に冷やさないようにして、冷蔵時間を延ばす工夫をすると良いと思います。我が家では牛乳をこのクーラーに入れて現地まで持って行き、食材を使った後でメインクーラーに移動しています。卵もそこまで冷やす必要がない食材なんですが、ソフトクーラーだと割れる心配がありますのでご注意ください。我が家ではプラの入れ物に入れてからクーラーに入れています。
なお、家で切って下準備が終わっている野菜や調理済みの前菜、デザートなどは、菌が付着している可能性がとても高いので、きちんと10度以下で冷蔵できるクーラーに入れてください。
蓋の開閉が多い場合、クーラーの保冷力はあまり意味がありません。保冷剤の重量がものを言います。保冷力の高いクーラーは重量があり高価ですが、その重量と価格を保冷材に向けて安いクーラーを使うのが賢い方法です。
ところで蓋の開閉が多い理由って何でしょう? 肉や野菜、ビールを出したり入れたりって事では無いですよね。普通は麦茶や水などのノンアルコール飲料を出し入れしているのではないでしょうか? それならば、水筒を使うのがおすすめです。飲料をクーラーに入れることによって、保冷材との温度差で保冷剤は確実に溶けていきます。それならば、冷たい飲料を水筒に入れるのが一番です。またまた蛇足ですが、実は麦茶は傷みやすい飲料です。冷たい水道水が一番お勧めです。
ビールやジュースなどをキンキンに冷やしたいのなら、それ用のクーラーを別に使えばよいのです。キンキンに冷やしたいのであれば、保冷力の高いクーラーに入れて、蓋の開閉をしないで、キンキンに冷やしたものと保冷剤を入れればよいことになります。氷点下保冷剤で氷を保冷して持って行ったり、現地で氷を購入して、現地で一気に冷やす作戦もあると思います。
キンキンに冷やしたいなら、ポータブル冷蔵庫を使うのも良い方法だと思います。保冷力の高いクーラーは案外高く、保冷力も保冷剤の量で定められてしまう訳ですが、その程度のお値段でポータブル冷蔵庫が売られています。我が家もちょっと狙っています。普段家での使い道(停電時とか冷凍庫として)もあるしね。
我が家では、所有しているポータブル電源と同じメーカーのコチラを買ってしまいました。
クーラーが冷えないのなら氷点下保冷剤を使えばいいんじゃ?って思ってません? じつは氷点下保冷剤と氷は、維持する温度が氷点下か0度かという違いがあるだけで、保冷剤の保冷時間は大差ありません。強いて言うならば、氷点下保冷剤は氷点下に冷やさないと凍らないので冷蔵庫の温度が目で見て分かります。そのため、氷点下保冷剤を購入したら、冷蔵庫の冷凍温度を強にして保冷剤の温度を下げるという効果がありますので、その分それまでより良く冷えるのは事実です。
氷点下保冷剤って氷点下に保冷するのが特徴なので使いどころが難しいです。基本的な使い方は冷凍食品、アイスクリーム、氷などの保冷です。肉や魚、野菜を凍らせてしまっては、おいしくなくなります。氷に関してはクーラーではなくもっと保冷力の高い道具を使って保存する方が効率的だとは思います。我が家はグロウラーを使っていました。冷凍食品は現地に着いたら溶けてるくらいの方がおいしくいただけるので、冷凍状態を保持する必要はない気がします。アイスクリームは娘が大好きなので、今度チャレンジしてみますが、それはポータブル冷蔵庫の出番かな? アイスクリームメーカーもあるので、そのうちアイスクリームの保冷だけじゃなくて、キャンプ場でアイス作りもしてみたいですね。
私の頭の整理をするためにこの記事を書いたのですが、読み直してみるとメインクーラーに入れる物が、肉用のソフトクーラーと家で前もって切った野菜だけなのにちょっとびっくり。それなら大きなメインクーラーなんて要らないことになります。実際最近の我が家のメインクーラーも中身が空っぽな感じです。
そういえば、以前はデザートとか前菜、サラダなどをキャンプに持って行っていました。次のキャンプの時には何か作って持って行きたいな。

なぜ冷やす必要がある?
釣りの場合は釣った魚の保存のためにクーラーが必要なわけですが、どうしてキャンプにクーラーを持って行くのでしょう? ネットのクーラーの比較テストなどを見るとたいてい「ペットボトルが*本入る」なんて比較がされていますね。メーカーのカタログでも同様です。ジュースや冷たいビールをグビグビしたい? そんなに飲んだらお腹壊しそう。確かに、それも大切かもしれませんが、一番大事なのは衛生面だと私は思います。食品の菌の増殖を抑えるために、10度以下に冷蔵するのが一番重要なのではないでしょうか?
クーラーはなぜ冷える?
冷たい保冷剤が入っているからクーラーは冷えるのではありません。凍った保冷剤が入っているから冷えるのです。個体が液体になるときにエネルギーが必要なので、保冷剤が溶けることでクーラー内を冷やしているのです。ですので、保冷剤が溶けたら一気に温度上昇が始まります。

言葉だけではピンとこないかもしれないので、クーラーの中の保冷剤の温度と経過時間のイメージをグラフで表すとこんな感じです。保冷剤は周りの温度で温められ、当初の温度からリニアに温度上昇を始めますが、氷結点に達すると保冷剤が溶けてそれ以上の温度上昇を抑えます。保冷剤が溶けると、再度リニアに温度上昇を始めます。
クーラーの保冷力
クーラーの保冷力とは、クーラー自身の性能+凍った保冷剤の量という事になります。もちろん、保冷剤の温度も重要です。
クーラーの内部の温度上昇の理由
クーラー内部の温度上昇の理由は大きく分けて三つあると思います。
外気温とクーラーの性能
クーラーの中の温度が上昇する理由の一つは当然ながら外気温。普通はクーラー内には氷など0度以下の保冷剤が置かれており、外気温との温度差が生じていて、断熱材や蓋の隙間を通じて内部の温度が上昇します。保冷剤がその分溶けて温度上昇を抑えます。そして最終的に、保冷剤が全て溶けて温度上昇を起こします。この温度上昇までの時間は基本的なクーラーの性能に左右されるわけで、当然クーラーの価格と重量に反映されるものです。高いクーラーって無茶苦茶高いし、結構重いですよね。1泊程度のキャンプならそこまで性能が良いものは必要ない気もします。その分保冷剤を増やした方が効果的なこともありますが、クーラーは車載量を圧迫するものの一つなので、慎重な選択が必要だと思います。
設置場所
設置場所も同じジャンルの原因です。釣りの場合は炎天下の水辺で使用することになるので、日陰がなく不利です。釣りの母艦クーラーの場合自動車の中に放置されるので、なおさら不利な場合があります。キャンプなら日陰を見つけたり作ることは容易なはずです。
なお、良くクーラーが冷えるようにクーラーを台の上に置くようですが、これは悪手になる場合があります。案外地面は冷たいです。クーラーとはちょっと条件が違いますが、東大の農業の教授が、プランターは台の上に置くより直接地面に置いた方が温度の上昇が低い実験結果が出ていると仰っていました。
車載時、クーラーに直接日光が当たらないように上に日除けを乗せた方が良いです。
蓋の開閉
蓋の開閉により、クーラー内部に外気が流入することにより、大きくクーラー内部の温度は上昇します。できるだけ蓋を開けないことが大事ですね。この問題を減少させるために、小さな小窓が開いているクーラーが多数あります。当然ながらこの小窓部分の性能如何でクーラーの性能が大きく変わってしまうので、注意が必要です。昔、小蓋付きの冷えない投げ専クーラーに、簡単な内蓋を自作して使ってみたら、大きな効果がありました。小窓は釣りでは必要だと思いますが、キャンプには必要ない気がします。
クーラー内に入れる物の量と温度
ここが釣りとキャンプで違うところで、釣った魚以外は軽い飲み物くらいしか入れない釣りと違って、キャンプでは食材や飲み物を多くクーラーに入れて出発します。クーラー内部の温度を上げる大きな原因が、中に入れる食材などです。例えばスーパーで売っている冷たいペットボトルや缶ビールであっても氷点下ではありません。このような明らかに保冷剤より高温で重いものをクーラーの中に入れると、一気に保冷剤を溶かすことになります。我が家はキャンプに毎回牛乳を持って行きます。実はこの牛乳が我が家のクーラーの保冷剤を溶かす犯人だったんです。そんな訳で、牛乳はほどほどに冷やすソフトクーラーに入れるようにしました。5度くらいで溶ける保冷剤があると良いのですが、とても高価らしいです。
保冷剤の量と温度
保冷剤の量はとても大切で、凍った保冷剤の量でほとんど保冷時間が決まってしまいます。保冷剤をいくら冷やしても溶ける温度になるまでと、溶けてからはリニアに温度が上がります。夏はペットボトルに水を入れて凍らせておくと、飲むこともできるので市販の保冷剤より役に立ちますので、多めに準備すると良いと思います。温度もそれなりに重要です。これから夏にかけてキャンプに行くのなら、冷蔵庫の冷凍庫の温度を強にしておくとそれなりに違います。氷点下保冷剤でなくとも普通の氷でも当然氷点下になります。その分保冷時間が伸びます。氷点下保冷剤は凍らないと普通の氷より保冷時間が短くなりますので、必ず凍らせて使ってください。
良く冷える使い方
上記3つの原因を頭に入れて、適切にクーラーを使えばよいわけですが、具体的に言えば、一つのクーラーになんでも入れないことだと思います。せっかく冷やした保冷剤の温度がどんどん上がり、溶けてしまいます。衛生面のことも考えて、肉用の小型ソフトクーラー、メインクーラー、ほどほど用のソフトクーラーの三つを用意すると良いと思います。水筒の利用もぜひ考えてください。
メインクーラー
とりあえず手持ちの一番大きなクーラーをメインクーラーとして使えばよいと思います。良く冷やすには大きな性能の良いクーラーにして、保冷剤をたっぷり入れればよいわけですが、経済的にもスペース的にも制約がありますよね。
肉類を入れるクーラー
スーパーでの買い物を見ていたら、肉も野菜もごっちゃにして袋に入れることが多いですが、それは買い物してからすぐに持って帰って冷蔵庫に入れるのが前提だからです。キャンプでクーラーに肉を入れて長時間保管する場合、肉は別にして保管するべきです。一番たちが悪い食中毒を起こすのが肉類で、生肉の表面には間違いなく菌が付着していているものと思ってください。肉は、できるだけキャンプ場の近くで購入しましょう。細菌の多くは10℃以下で増殖は遅延するので、それ以下になるように保冷する必要があります。理想は0度近くにすることです。BBQで多量の肉を持って行く場合は無理でしょうが、高性能な必要最低限のコンパクトなクーラーに肉類を別に入れ保冷剤で挟み込むように保冷するのが望ましいです。クーラーを分けることは、他の食材を肉に付着した菌から守るためにも必要なことです。直接口をつけるような飲み物を肉を一緒のクーラーに入れるなんて恐ろしすぎます。なお、肉を使った後の空っぽのクーラーにも菌は残っている可能性があるので、肉を入れた後のクーラー、保冷剤は流用しないことが重要です。そういう意味でも小型のソフトクーラーの方が便利だと思います。キャンプの後、毎回内部と保冷剤を洗って消毒してください。
とはいえ、そんなにたくさんクーラーを持って行くわけにもいきませんよね。スーパーの肉の袋に入れて密封してから、小型のソフトクーラーに入れて、メインのクーラーにソフトクーラーごと入れる作戦はぎりぎりセーフじゃないかと思います。ドライバッグを使うのも面白いかもしれません。
蛇足ですが、釣った魚はあまり冷やさない方が良いです。氷点下保冷材に直接あてたりしたら、美味しくなくなるのでご注意ください。
野菜等用のほどほどクーラー
野菜によっては冷やさない方が良いものがあるほどなので、冷蔵庫で冷やした重量のある野菜などがある場合は保冷剤無しでソフトクーラーに入れて持って行ってもよいと思います。保冷剤は新聞などを巻いて無駄に冷やさないようにして、冷蔵時間を延ばす工夫をすると良いと思います。我が家では牛乳をこのクーラーに入れて現地まで持って行き、食材を使った後でメインクーラーに移動しています。卵もそこまで冷やす必要がない食材なんですが、ソフトクーラーだと割れる心配がありますのでご注意ください。我が家ではプラの入れ物に入れてからクーラーに入れています。
なお、家で切って下準備が終わっている野菜や調理済みの前菜、デザートなどは、菌が付着している可能性がとても高いので、きちんと10度以下で冷蔵できるクーラーに入れてください。
蓋の開閉が多い場合
蓋の開閉が多い場合、クーラーの保冷力はあまり意味がありません。保冷剤の重量がものを言います。保冷力の高いクーラーは重量があり高価ですが、その重量と価格を保冷材に向けて安いクーラーを使うのが賢い方法です。
ところで蓋の開閉が多い理由って何でしょう? 肉や野菜、ビールを出したり入れたりって事では無いですよね。普通は麦茶や水などのノンアルコール飲料を出し入れしているのではないでしょうか? それならば、水筒を使うのがおすすめです。飲料をクーラーに入れることによって、保冷材との温度差で保冷剤は確実に溶けていきます。それならば、冷たい飲料を水筒に入れるのが一番です。またまた蛇足ですが、実は麦茶は傷みやすい飲料です。冷たい水道水が一番お勧めです。
キンキンに冷やすクーラー
ビールやジュースなどをキンキンに冷やしたいのなら、それ用のクーラーを別に使えばよいのです。キンキンに冷やしたいのであれば、保冷力の高いクーラーに入れて、蓋の開閉をしないで、キンキンに冷やしたものと保冷剤を入れればよいことになります。氷点下保冷剤で氷を保冷して持って行ったり、現地で氷を購入して、現地で一気に冷やす作戦もあると思います。
ポータブル冷蔵庫を使う作戦も
キンキンに冷やしたいなら、ポータブル冷蔵庫を使うのも良い方法だと思います。保冷力の高いクーラーは案外高く、保冷力も保冷剤の量で定められてしまう訳ですが、その程度のお値段でポータブル冷蔵庫が売られています。我が家もちょっと狙っています。普段家での使い道(停電時とか冷凍庫として)もあるしね。
我が家では、所有しているポータブル電源と同じメーカーのコチラを買ってしまいました。
氷点下保冷剤は長時間冷える?
クーラーが冷えないのなら氷点下保冷剤を使えばいいんじゃ?って思ってません? じつは氷点下保冷剤と氷は、維持する温度が氷点下か0度かという違いがあるだけで、保冷剤の保冷時間は大差ありません。強いて言うならば、氷点下保冷剤は氷点下に冷やさないと凍らないので冷蔵庫の温度が目で見て分かります。そのため、氷点下保冷剤を購入したら、冷蔵庫の冷凍温度を強にして保冷剤の温度を下げるという効果がありますので、その分それまでより良く冷えるのは事実です。
氷点下保冷剤の使いどころ
氷点下保冷剤って氷点下に保冷するのが特徴なので使いどころが難しいです。基本的な使い方は冷凍食品、アイスクリーム、氷などの保冷です。肉や魚、野菜を凍らせてしまっては、おいしくなくなります。氷に関してはクーラーではなくもっと保冷力の高い道具を使って保存する方が効率的だとは思います。我が家はグロウラーを使っていました。冷凍食品は現地に着いたら溶けてるくらいの方がおいしくいただけるので、冷凍状態を保持する必要はない気がします。アイスクリームは娘が大好きなので、今度チャレンジしてみますが、それはポータブル冷蔵庫の出番かな? アイスクリームメーカーもあるので、そのうちアイスクリームの保冷だけじゃなくて、キャンプ場でアイス作りもしてみたいですね。
この記事を読み直してみて
私の頭の整理をするためにこの記事を書いたのですが、読み直してみるとメインクーラーに入れる物が、肉用のソフトクーラーと家で前もって切った野菜だけなのにちょっとびっくり。それなら大きなメインクーラーなんて要らないことになります。実際最近の我が家のメインクーラーも中身が空っぽな感じです。
そういえば、以前はデザートとか前菜、サラダなどをキャンプに持って行っていました。次のキャンプの時には何か作って持って行きたいな。