チェックアウトの朝は蒸しパン

　チェックアウトする三日目の朝食は栗蒸しパン。昼食は缶詰を使った炊き込みご飯のおにぎりでした。



　蒸しパンはAコープのミックス粉を使いました。一袋でマフィンカップ6個分作れます。ダッチオーブンで蓋をして加熱する場合、水分があまり飛ばないので、少し固めの生地にした方が良いかも？



　栗のシーズンですので本物の栗を使いたいところですが、最終日なので撤収の事もあり、スーパーで100円ほどで売っている皮をむいた天津甘栗6個を飾りに乗せてグイっと押し込み、残りを砕いて生地に混ぜてみました。



　蒸しパンはロッジの12インチキャンプダッチオーブンで12分蒸します。熱源はプリムスのIP-2280A。12インチキャンプダッチオーブンの脚とは相性が悪いのですが、それなりに安定するポイントがあります。最初は強火で1分、その後は蒸気が蓋の隙間から少し強めに出る程度に少し火力を抑えます。



　蒸しあがりましたが、蒸気で見えません。



　昨夜作ったシチューを牛乳で薄めてスープにして一緒に頂きました。もちもちでおいしい蒸しパンですが、栗だとあまりパンチが無いかもです。ぱかっと割れた蒸しパンが好きでないのなら、ダッチオーブンの蓋に割り箸などで隙間を作り、最初の1分だけ強火で、その後は弱火にすると良いと思います。

　チェックアウトの日の昼食はキャンプ場で食べない事が多いのですが、今回は以前から何度も試作していた缶詰炊き込みご飯を炊いてみました。チェックアウトが13時なので、12時過ぎに炊き上がるようにはしていたのですが、天候が怪しく、テントなどを片付けてから食べる事にして、おにぎりにすることにしました。熱源はPrimus Classic Trail Stove プリムスの2244シングルバーナーのアメリカ版です。着火しようとしたら既にライターが入っているバッグを片付けていたので、取り出す手間が増えてしまいました。点火装置付きのシングルバーナーが欲しくなりますが、私の小型シングルバーナーは全て点火装置が付いていません　＾＾；；



　コッフェルはプリムスのトレックセットを使い、1合のご飯を炊きます。水に浸したお米と、缶詰の水分と水でコッフェルの0.4リットルの目盛りより5mm下くらいまで水分を入れてから、缶詰の具材を投入しました。

　缶詰は貝柱の水煮とカニ風味の缶詰。二つで塩分相当量が2gちょっとなので、何も調味料は入れません。臭みが取れる日本酒を入れたいところです。



　炊き上がりました。トゥピケと違って良いおこげが少し出来ただけでおいしそう。チェックアウト寸前に食べるので容器を洗うのが面倒なので、ラップに包んだおにぎりにしました。

　そんな訳で、おにぎりを食べたら、コッフェルとおしゃもじを洗い、シングルバーナー、ライター、500サイズのOD缶などを車に入れて出発。片付けなければならない小さな物が多く纏まりが無く反省。次回はコッフェルの中にシングルバーナーと小型OD缶、ライターなどを入れて、チェックアウトご飯セットを準備して持って行きたいと思います。