ユニフレーム　10インチダッチオーブンフタ置きスタンドをゲット

　ユニフレームのダッチオーブンには、2008年ごろまで、現行のダッチスタンドとは異なる折り畳めない三角形のダッチオーブンスタンドが付属していました。もちろん廃番ですが、先日手に入れる事ができました。10インチと12インチのダッチオーブンに付属していたのですが、サイズがそれぞれに専用なのか、共通なのかが分かりません。



　付属のスタンドが現行のダッチスタンドに変更になったときの宣伝文句が、「標準装備品を、これまでの三角ゴトクからより使い勝手の良いダッチスタンドに変更しました。」ということです。折りたたむ事ができるスタンドは、確かに使い勝手はよいでしょうが、本来の目的のダッチオーブンの三本脚の替わりとしては、どうでしょか?　



　ダッチオーブンが乗る場所の高さは約40mm。現行の各メーカーのダッチオーブンスタンドと比べると、かなり低めです。



　上に突き出た部分の高さは角度が悪く分かり難いのですが、実際には約65mm。ダッチオーブンの中にこのスタンドを入れて、上に網を乗せるとダッチオーブンを二階建てにして使えるらしい。でも、普通の網じゃ落ちちゃいそうですよね。ユニフレームの底網ならちょうど縁に当たり落ちないのかな？



　キャンプメイドのフリップグリルと見事なフィット感！　12インチディープ以上をお持ちの方なら使い道がありそうです。

　先日ユニフレームのウルトラディープの購入申し込みをしたのですが、元々ウルトラディープには付属していなかったそうなので、使えるのかどうかは良く分かりませんが、他のダッチオーブンやスキレットを置いた感じだと大丈夫だと思います。

　炭の中に放り込むのにぴったりな、しっかりとした構造で使いやすそうです。普通のスタンドと違って、上に突き出ているのでダッチオーブンが滑り落ちる心配もありません。折り畳む事はできませんがユニフレームのダッチオーブンとならスタッキングできたようです。SOTOのステンレスダッチオーブンを炭火で使う時に使ってみたいと思っています。ただ、SOTOの10インチの中に入れて蓋を閉める事は可能ですが、底まで届いて、中で安定しているわけではなく、ダッチオーブンの中で宙ぶらりんの状態です。

　本来ダッチオーブンの付属品ですが、「10インチダッチオーブンフタ置きスタンド」　No.661253として、単体で販売されていたようです。2009年時点のナチュラム価格1800円（税込）。今回私が手に入れた製品のタグにも同じ品番が印刷されていたので、単体販売された製品のようです。定価は1900円だったみたいです。なお、12インチ用も同様に販売されていたのですが、ネットに残っている記録では、どちらもサイズも重量も同じなのが謎です。

　実際にダッチオーブンやスキレットを置いてみると、ロッジの12インチキャンプダッチやスキレットには小さすぎるのはもちろん、10 1/4インチキッチンダッチオーブンやスキレットも中に入らないので使えませんでした。SOTOの10インチステンレスダッチオーブンにはぴったり。ロッジの9インチのスキレットもちょうど良いです。8インチのスキレットは、三角の棒の間を通り抜けてしまいますが、安定はしています。6 1/2インチスキレットだと置き方が悪いと傾きますが、思いのほか安定していました。

　そんな訳で、ひょっとしたら12インチスーパーディープに付属の三角ゴトクはもっとサイズが大きい別のものなのかもしれません。


　もちろん現在ユニフレームのダッチオーブンに付属しているダッチスタンドも、とてもしっかりした製品です。上にダッチオーブンを置いても安定しています。高さは実測で約71mm。


　なお、SOTOにもユニフレームのものに似た三角形のスタンドがあります。2014年の秋冬に発売されたセット商品ST-910SSに付属していたスタンドで、現在でもセットで販売されています。10インチ専用ステンレススタンド「サイズ/210×187×67mm、重量/218g、材質/ステンレス」と書かれています。