庭で焼くちぎりパン ホームベーカリーの限界に挑戦

べえ

2022年06月02日 07:21

 12インチキャンプダッチオーブンを使ってちぎりパンを庭で焼いてみました。熱源はチャコールブリケットです。今回はホームベーカリーの限界にも挑戦です。



・小麦粉 370g
・イースト 3.7g
・塩 7.5g
・砂糖 22.5g
・スキムミルク 22.5g
・バター 22.5g
・水 247g

 12インチキャンプダッチオーブンのちぎりパンのレシピは、容積からだと450gの小麦粉を使ったレシピになります。それではホームベーカリーの許容量をはるかに超えてしまいます。今までの最高記録は小麦粉350gですので、それより少し多めの370gのレシピを考えてみました。砂糖などは30gで良いのですが、バターがちょうど22.5gだったので、それに合わせました。



 ホームベーカリーは最初ゆっくりと混ぜるので大丈夫だとは思いますが、かなりの量です。



 一次発酵が終了しました。370gだとぎりぎり許容値を超えているみたいで、粉がほんの少し外に出た形跡があります。前もって粉を軽く混ぜてからホームベーカリーを動かした方がよさそうです。



 ケーキを等分に切り分ける印をつける器具を使って、12分割してみました。



 かなりばらつきがありますが、仕方ないですね。分割して成形するときの感触は、きちんと捏ねられた普通の生地だと感じました。まだまだ生地の量を増やせそうです。



 10インチの時の二次発酵では、チャコールブリケットを4個使いましたが、12インチに大きくなったので6個に増やしてみました。前面が何もないダッチオーブンスタンドだった為、加熱にむらがある感じ。段ボールにアルミホイルを巻いたもので前面に蓋を付けるのがよさそうです。温度にむらがあるので、何度かローテートをしました。画像はほぼ45分のころの物、この後すぐに焼成に移りました。

 焼成用のチャコールブリケットは33個。15分前に着火しましたが、あまり熾ってない感じでしたので、バーナーでちょっと炙りました。33個のチャコールブリケットを蓋の上にのせてから、上が17個になるようにチャコールブリケットを下に移動して、ダッチオーブンの周りに配置します(二次発酵用の6個もそのまま使います)。ここでタイマー35分スタート。
 タイマー5分後に、一旦ダッチオーブンを持ち上げて(12インチは重かった)底にチャコールブリケットを6個均等に配置。残りのチャコールブリケットは端の方に寄せます。その後、ダッチオーブンをローテートします。
 タイマー15分後にローテート。
 タイマー25分後にローテート。この時中を覗いてパンのてっぺん付近が少し茶色くなっていたら大体OK。
 タイマー30分後に中を覗き、おいしそうなら焼き終えてもよいです。少し焼き色が薄いようなら、蓋の上に、端に乗せていたチャコールブリケットを乗せて、あと5分焼きます。今回は焼き色が薄かったので35分焼きました。ただ、いつもより焼き色が付きにくい生地だったので、蓋の上に全部乗せる必要はなかったと思います。



 焼き色が薄かったのは、レシピが違うためだという事を失念していました。ちょっと焼き過ぎたのかもしれません。お味の方は中の下って感じ。娘は普通の味と言っていました。特に何が悪いってことはなかったのですが、ホームベーカリーの限界なのかもしれませんし、レシピがちょっと違うためかもしれないし、小麦粉自身の味(残り物のブレンド)もあるかもしれません。



 裏側もちょうど良い色に焼けています。

 今回は焚火台と違って、ダッチオーブンスタンドを使いました。ロストルがなく、前面がスカスカ。但し3辺は結構高くまで囲まれているという条件で焼きました。差し引きの差はあまりないのかもしれません。

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