初めてのトライポッド調理

べえ

2018年09月18日 18:18

 4ヶ月ぶりにキャンプに行ってきました。先日購入したロッジのトライポッド3TP2を使って、さっそく料理を作ってみました。



 今回は2泊3日の予定が雨で流れて1泊。最近カメちゃんが生まれたので、生まれたてのカメの世話をして、のんびり出発、早めに帰宅して水の入れ替えと餌やりの予定です。料理についてはノープランで出発し、産直やスーパーで材料を見てから考えました。季節柄、栗料理を作りたかったのですが、売り切れていて簡単に済ませることにしました。

 トライポットと組み合わせるダッチオーブンはロッジのラウンドボトムストレートケトル(以下ビーンポット)。底が丸く、脚が短いので、トライポッドと組み合わせるのが一番簡単で普通な使い方だと思われます。海外の3TP2を使っている画像をみるとたいてい直火です。背が高めの焚き火台で使うとトライポッドの高さがないので不釣合いな感じですので、今回は背の低いキャンプシェフのダッチオーブンスタンドと組み合わせてみました。

 なお、ビーンポットはトライポッドが無くても、ガスコンロのゴトクに乗せたり、ロッジのリッドスタンドを反転させて使うと、それなりに安定して使えます。



 トライポッドの横に焚き火台を置き、熾き火と炭火を使って調理して、焚き火の炎にトライポッドにぶら下がったダッチオーブンのシルエットが浮かび上がるような写真を撮影する予定だったのですが、天気予報が外れて夕方から雨になり、急遽トライポッドとビーンポットはタープの下に入れることになりました。

 今回はオガ備長炭とチャコールブリケットを使いましたが、チャコールブリケットは温度が低いので、トライポッドと組み合わせて肉を炒めるのなら、オガ備長炭や普通の木炭のほうが向いているようです。本来ビーンポットは弱火で長時間シマー(沸騰寸前で加熱)する調理道具ですので、最初に肉を炒めるようなことをしなければ、チャコールブリケットでも問題ないと思います。



 料理は手羽元を炒めて、市販のルーで作ったチーズインチキン。



 お味のほうはごく普通。ご飯はコールマンのライスクッカーを使ってトゥピケで炊きました。トゥピケでご飯をキャンプ場で炊くと大抵底が焦げます。次回からはユニフレームのミニロースターをバーナーパット代わりにしようと思っています。

 トライポッドは炭で使うのなら、煤で汚れる事もないし、普通に火力調整ができ、便利なアイテムでした。一番ありがたかったのが、とてもコンパクトで、椅子の背もたれの角度の問題でデッドスペースになっている部分にランタンスタンドやポールなどと共に入れる事ができ、車載スペースに影響を与えなかった事です。キャンプシェフのダッチオーブンスタンドも大抵キャンプに持って行っているので、選択肢が一つ増えた事になります。ビーンポットも細身なので、場所をとらないので搭載が楽です。蓋は反転して、持ち手を下にして被せておけば、持ち手が邪魔にならないし搭載量も増えます。

 以外だったのは、チェーンでかなり上に吊り上げいても、加熱が続いていた事です。ダッチオーブンの中が空っぽになったら早めにダッチオーブンか炭を移動させたほうが良さそうです。


 ひなちゃんの希望で購入したトライポッドですが、思ったより使えそうな気がしてきました。次はトライポッドでローストチキンを焼いて欲しいそうですが、「そんなのトライポッドいらんだろ」と言いながら、次回のキャンプではローストチキンを作る予定。

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