ベビーダッチでコーンブレッド(ダッチ慣らし料理5/7)
「ダッチ慣らし料理」第五弾はコーンブレッドです。油多めの生地を、熱した油の入ったダッチオーブンの中に流しいれる料理なので、揚げ焼きのようになり簡単に外れますので、慣らし料理に向いた料理だと思います。ただし、具材を入れると物によってはこびりつきます。慣らし料理なので、こびりつくと面倒なので、具材はなしです。今回はこびりつき防止も兼ねて、油に乳化剤入りの日清ヘルシーオフを使ってみました。
・強力粉 70g
・コーンフラワー 60g
・上白糖 20g
・ラムフォード・ベーキングパウダー 小さじ1 (2.7g)
・塩 1.0g
・牛乳 100g
・日清ヘルシーオフ 35g
・卵 1個 (55g)
・日清ヘルシーオフ 大さじ1/2 前もって計測して容器に入れておく
ダッチオーブンを入れたガスオーブンを200度に予熱。その間に卵と牛乳を混ぜ、粉類を良く混ぜてふるっておく。予熱が完了したら、準備開始。ふるった粉類をボールに入れ、真ん中にくぼみを作り、牛乳、卵を混ぜた液体を入れ、さっくりと混ぜ、最後に油を混ぜる。油は最初かなり分離気味ですが、それなりに混ぜ込みます。
忘れずに温度を180度に設定してから、ダッチオーブンを取り出し、容器に入れておいた油を入れて軽くなじませたら、生地を入れる。ゆすって生地が行渡るようにしてすばやくオーブンに戻し35分程度焼く。蓋は使わない。中央に竹串を刺して何も付かなければ出来上がり。
レシピは以前作った6 1/2インチスキレット用のものを切りの良い数字に変更したもので、油を最後に混ぜる事でこびりつきを防ぐ事を狙っています。厚みがあるので、温度を200度から180度に下げて、焼き時間は本来の25分から35分に延長しています。もし6 1/2インチスキレットで焼くのなら200度25分で焼くと良いとおもいます。
焼きあがりました。竹串を刺して中まで火が通っている事を確認します。巨大スコーンのような迫力あるコーンブレッドが焼けました。そのまま5分間置いて、少し冷ましてから取り出します。
気持ちよくスポッと外れて、巨大カップケーキのようなコーンブレッドが出てきました。
お味のほうはいままで焼いてきたものと大きな差は感じられませんでした。油を最後に混ぜたのですが、その効果も良く分かりませんでした。
日清ヘルシーオフは揚げ物のカロリーが気になる人のための油ですが、大豆油と菜種油が主原料ですので、コーンブレッドなどお菓子作りなどの用途に使っても特に問題はありません。パッケージにも「炒め物などの加熱調理やドレッシングなどの生食、ケーキ作りなどにもお使いいただけます。」と書かれています。ただ、伝統的なコーンブレッドのレシピの場合、ダッチオーブンやスキレットにバターを入れて冷たいオーブンに入れてから加熱するレシピが多いのですが、菜種油でこれをすると油臭くなってしまいます。既に加熱されたダッチオーブンやスキレットに油を入れてすぐにコーンブレッドの生地を入れるほうがおいしいと思います。もちろん同量程度のバターやラードを使えばよりおいしくなります。今回は慣らし料理と言う事で、こびりつき防止のために日清ヘルシーオフ使ってみましたが、いままで、普通の油で簡単に取れていたので、違いは分かりませんでした。
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