ポータブル冷蔵庫で特価ポータブル電源をフィールドテスト

べえ

2022年09月27日 09:03

 先週末ハイマート佐仲キャンプ場に初めて行ってきました。今回はかなりの手抜きキャンプだったので、クーラー無しでポータブル冷蔵庫だけを持って行きましたが、クーラーよりずーっと冷たい飲み物を飲むことができとてもありがたかったです。




 ポータブル冷蔵庫をキャンプに持って行くと、ポータブル電源の容量が厳しくなるし、冷蔵庫のそばに置かなければならなくなるのが不便。



 ポータブル冷蔵庫は、そこまで電力を使わないみたいなので、新たに安く小型のポータブル電源を買っちゃいました。

 こうやって重ねてみると、そんなに小さく見えませんが、実物はもっと小さく感じます。



CTECHi ポータブル電源 300W です。9月28日現在アマゾンで26,800+7,000引きクーポン=19800円で売られています。きっともうしばらくしたら9000円引きになると思います。私は9000円引きの17,800で購入しました。ただ、製品の仕様を理解しないで特価だからと飛びつくのは危険です。この製品はACが110Vです。日本の100Vではありません。誤差範囲内で大抵のものが動くとは思いますが、1割の誤差はかなり大きいので、それを納得した方だけ購入してください。



 では、なぜ私がこのポータブル電源を購入したかと言うと、ACで使う予定があまりなく、ほぼ冷蔵庫専用でDCで使うからです。DCのシガレットアウトが付いてくる格安ポータブル電源ってあまりないんです。安くてシガレットアウトが付いてくるポータブル電源を探したらこれしかなかったってことです。

 なぜDCで使うかと言うと、ポータブル冷蔵庫ICEBERG2にはシガレットから使えるケーブルが付いています。わざわざポータブル電源の内臓のDC電池をACに変換(機種により2割から3割の変換ロス)してACアダプタ(機種により1割から2割の変換ロス)を使ってDCに変換してポータブル冷蔵庫に入れるのはとても効率が悪いです。ACアダプタで充電すると無茶苦茶暑くなるでしょ。あれは変換ロスで電気が熱になっているからです。シガレットアウトから直接つなぐと電池が直結している感じになりロスがないので長時間使えるはずです。

 例えば500Wのポータブル電源をACで使うと、500×0.75=375。 375×.85=約319Wとなり、このポータブル電源をDCで使うのと大差ないことになってしまいます。

 今回は出発ぎりぎりまで家庭でACで冷やして置き、お昼ごろに車に積んでからはこのポータブル冷蔵庫で車内で温度3℃に設定してキャンプに出発。

12時ごろ 車内で電源オン。高速道路でキャンプに向かう。全体的に曇り空だけどサングラスが欲しいくらいの天気。

14時45分 眼鏡屋で娘のサングラスを買う。曇り空駐車。

15時15分 ハイマート佐仲到着。しばらくは設営のため曇り空車内。

17時ごろやっとテント内に。

24時ごろ、うるさいと思ったら冷蔵庫がHモードになっていた。静かなエコモードに変更。

翌朝7時、↑の画像の通り目盛りが2になっています。

翌朝10時ごろ撤収のために車内に。

12時ごろ炎天下の駐車場に駐車、昼食と温泉に行きのんびり過ごす。

15時15分 帰宅。バッテリーの電圧はそれなりに下がっていましたが、冷蔵庫のデフォルトの設定でも動作範囲内。

 途中3℃の設定じゃ冷たすぎると思ったのですが、テストのため3℃で我慢しました。無事27時間ほど動いてくれました。バッテリーの方はかなりギリギリみたいで4段階表示の1でした。

 3℃だとパンが冷たく、クリームが固まり美味しくありませんでした。飲み物は自宅で1℃からテストしてみましたが、7℃くらいと冷たさの差はない感じで喉だけが痛む感じでした。7℃設定で使えばより長期間使えると思います。途中までコンプレッサーがフルで動くHモードになっていたので、7℃設定エコモードならばかなり使える時間が伸びると思います。でも、48時間はきっと無理なので2泊するならもっと容量の大きいものが必要になってくると思います。

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