我が家ではインフレーターマットに無理して空気を入れることはしていませんでした。テントを設営後、すぐにバルブを開けて、自然に入る空気だけで使っていました。息を入れてもよいのでしょうが、内部のスポンジにカビが発生しそうでちょっとイヤでした。キャンプに行く少し前に一度自宅で膨らませておけば、よく膨らんでくれたのですが、経年変化で寒い時期はふくらみが悪くなってきたので、少し空気を入れるためと、「撤収時に空気を抜くと楽に畳めるのではないか?」との期待で、電動のミニポンプを買ってみました。
よく見かけるのがこの円筒形のポンプですね。口コミも多いし安心して買えそうです。
でも、購入したのはこちらの角型。決め手は防水レベルがIPX4な点です。電池の容量や能力は同等のようです。サイズも大して変わりないし、角型の方が収納時に収まりが良さそうな点も良いと思います。プロペラを回すという構造的には円筒のほうがスマートなのかもしれません。
気になったのはこちら。バッテリー内蔵ではないので、お安いし、内蔵バッテリーがへたる心配をしないでよいので案外良い気がします。収納袋とアダプターが付属することがはっきりしているのなら買うのですが、そのあたりが心配。中国からの発送だしね。
アマゾンで注文した翌日に届きました。うーん・・・。箱が凹んでいるし・・。ふたのところは開けた感じがしてますし、開封済みって感じです。返品されたものなのかな? 製品名は「MAX PUMP PLUS」でした。円筒形のものは「MAX PUMP」なので、こちらのほうがプラスバージョンなのかな? 製品自体に傷はないのでとりあえず充電して使ってみることにします。
想定外だったのが、説明書に日本語もあったこと。充電時間はアマゾンのページだと6時間ですが、説明書だと9時間。実際には3時間足らずで充電完了の緑のランプになりました。やはり開封品?
説明書には3個のアダプタが描かれていましたが、箱には4個のアダプタが描かれており、実際にはアダプタは4個入っています。なお、灰色のゴムが付いているものは二つに分かれるので、実質5個のアダプタが入っています。写真にはありませんが、USBの充電ケーブルも入っています。
・中央上のリングのようなものは、「vacuum storage bag」圧縮袋です。圧縮袋側にねじが切られています。
・左端のとがったものは、「浮き輪など小型のおもちゃ」
・中央の高さのあるリングは、「エアーベッド、水上エアーマット」
・下のものは「アウトドア用エアマット」。ゴムをはずすことができ、
・コムをはずすと「ゴムボート」
インフレーターマットを膨らましたり、空気を抜くために使うつもりでしたが、圧縮袋は面白いですね。二泊になると衣類はかなりかさむので、ちょうど合う圧縮袋があればかなり便利そうです。
この圧縮袋のバルブの画像を良く見るとねじが切ってあるように見えます。もし合うのならキャンプで便利に使えそうです。試しに買ってみようかな? なお、エアーベッド用のアダプタを使ってでバルブの無いタイプのふとん圧縮袋を使いコタツ布団を圧縮できました。キャンプでコタツもいいなぁ・・。
とりあえず手元にあったドッペルギャンガーのソファーに空気を入れてみました。ソファーですので割りと大きいので時間が思ったより掛かりましたが、ちゃんと膨らみました。硬くパンパンには膨らまないので、口で空気を追加しましたが、思った以上にちゃんと空気が入っているみたいで、あっという間にパンパンになりました。このソファーを手動の大型の空気入れを使ってパンパンにするには一汗も二汗もかかないとだめなので、画期的です。
本題のインフレーターマットですが、我が家にはコールマンの「キャンパーインフレーターマット/W」と「コンパクトインフレーターピロー2」、ダンロップの「キャンピングマット 50mm」、キャプテンスタッグの「インフレーティングザブトン」を使っています。
コールマンとダンロップのマットのバルブと付属のアダプタは問題なく適合します。キャプテンスタッグのバルブはちょっと細く安定しませんが、置くまで差し込んで手で押さえれば問題ないようです。
空気を入れる能力はかなり強力です。もともとパンパンに膨らんだインフレーターマットの空気をちょっと抜いて使っている私には十分。
ただ、空気を抜く能力は期待はずれ。インフレーティングザブトンはぜんぜん凹みません。それでも、抜きながら畳むとちょっと楽にきれいに畳めた気がしました。無いよりはかなりマシなようです。
当初、空気を抜く能力が低いと書きましたが、最初の実験で失敗したようです。インフレーティングザブトンも一気に空気が抜けます。そのうち動画をUPしたいと思います。
実際に使ってみて分かったのですが、本体が四角いMAX PUMP PLUS より、円筒形のMAX PUMP の方が空気を入れたり抜いたりしながら回転させてバルブを閉じる作業が楽かもしれません。そういう意味では電池分離型を買わなくて正解でした。
インフレーターマットでの使い勝手は実際に使ってみるとすばらしいものでした。27日に動画も入れてUP予定です。
更新履歴
2018年10月26日 実際に使ってみたので、評価高めにいくつか書き直しました。