放射温度計ZOTEC GM550がやってきた

べえ

2018年02月10日 07:05

 先日ポチっとした放射温度計ZOTEC GM550がアマゾンから届きました。ZOTEC というブランド名は手元に届いて知りましたが、販売ページの画像をよくみると書いてありました。



 紙の箱の中には、本体と単4電池2本、英文の説明書が入っていました。説明書を読まなくても電池の入れ方はすぐに分かりました。電池を入れたら後はトリガーを引けば摂氏温度が測れます。バックライト、レーザーはオンの状態で、放射率は0.95に設定されています。この状態でよいなら説明書はいらないかも? なお、ステンレスダッチオーブンは放射率が違うのでこのままでは使えません。黒皮鉄板のダッチオーブンやフライパンはどうだろ? ひょっとしたら放射率を変更する必要があるかもしれません。鋳物であっても表面がつや消しと艶出しとでは、放射率が違うそうです。普通の鋳物のダッチオーブンの放射率ははっきりとは分かりませんが0.9とか0.95で良さそうな気がします。ただ、油をべたっと塗って艶々だと一気に下がるかもしれません。



 今まで使っていたTASIと比べると大きいです。



 レーザー光線は右側がGM550、左側がTASIです。GM550の方がかなり強いです。公園の向こう側にある建物の壁に楽々光が届きます。もっと弱くてよいのですが・・・。

 電池はどちらも単四電池2本、放射率のデフォルト0.95ですが、違いは色々とあります。

・温度は同じものを測ってみると150度以上では、GM550の方がちょっと低めに出ます。
・TASIは330度まで測れるはずですが、300度を超えるとHIになるみたい。
・TASIは電源を入れて、数秒経ってから測定を開始しますが、GM550はトリガーをひけばかなり早めに測定します。
・被写体距離比がTASIは1:6でしたが、GM550は1:12と、よりスポット的になっています。

 TASIは最近180度にしてもジューと言う音が小さく、温度が高めに出る気がしていて、オムレツなどでは190度まで上げてから焼いていました。当初はそんなこと無かった気がするので、経年変化かもしれません。ちょっと触った感じでは、現在はGM550の方が正しい温度のような気がします。大きさ以外ではGM550の方が全て優れているようです。



 在庫が復活しました。購入時と同じ1880円です。

関連記事